浮気調査を調査事務所に依頼した後の過ごし方~やって良い行動~
前回は「浮気調査を調査事務所に依頼した後の過ごし方~絶対やってはいけないこと~」をテーマに、調査事務所に依頼した後の依頼主の過ごし方で気をつけるべき事を紹介しました。
今回は、「やって良い行動」について解説していきます。
調査依頼中にやって良い行動
調査中にやって良い行動とは、
・問い詰めや探りを入れることをやめる
・普段通りの行動・発言を心がける
・依頼中にも関わらず、自分でも行動してしまう
・調査対象者と共有の口座から、依頼料を支払う
・調査対象者に根掘り葉掘り質問する
・身近な人に探偵に依頼していることを話す、気付かれる行動をする
といったことです。
問い詰めや探りを入れることをやめる
浮気しているかもしれない相手に対して、聞きたいことや言いたいことは、山のようにあることでしょう。
しかし、何のために調査事務所に依頼をしたのか、もう一度思い出してください。
あなたが相手に直接尋ねたり問い詰めたりして、素直に話してくれる相手であれば、調査事務所に依頼するという行動は起こさなかったのではないでしょうか。
調査事務所は調査のプロですが、調査対象者が必要以上に警戒心を強めると、やはり調査は難航します。
調査をスムーズに進めるためにも、あなたから相手を問い詰めたり探りを入れるのは止めましょう。
普段通りの行動・発言を心がける
調査中は「自然体で過ごすこと」これが一番大切です。
具体的な心構えとしては
・以前と同じ金銭感覚を保つ
・出かける頻度や外出や帰宅の時間帯を変更しない
・調査対象者に対しては、今までと同じ態度で接する
・調査事務所への連絡は、調査対象者がいない場所で行う
・喧嘩や言い争いを避ける
といった点が挙げられます。
しかし、プレッシャーに弱い人やストレスを溜め込みやすい人は、自然体で過ごすことが大変難しいかもしれません。
そういったときは、依頼した調査事務所に連絡してみてください。東野調査事務所では、調査期間中の依頼主の不安や悩みにもしっかり対応いたします。
一人で抱え込まず、いつでもお話ししてくださいね。
書類や携帯電話の取り扱いに注意する
調査対象者に契約書類や電話でのやりとりが見つかってしまうと、もう言い逃れができません。だからといって契約書類を廃棄するといったことはしないようにしましょう。
調査事務所との契約内容がわからなくなってしまいます。
実家の物置や勤め先の鍵付きのロッカーなど、物理的に絶対に調査対象者が目にするところがない場所に隠しておくようにしましょう。
携帯電話も同じです。ロック解除の暗証番号は、すぐに変更しておきましょう。
ただし、今までロックをしていなかった人は、急にロックをすると不審がられる可能性が高いのでおすすめしません。
また、調査事務所の名称や探偵の名前は、同性の人物名に変更しておくのがおすすめです。電話の履歴削除、メールの削除にも気を配ってください。
パソコンや携帯電話の検索履歴も同じです。「探偵 依頼」「尾行 成功率」「浮気調査 探偵」など、調査を想像させるような言葉を検索した場合は、必ず履歴を削除してください。
どこから浮気調査を居合いしたことがバレるか分かりません。
「あの人は、人の携帯電話に興味がない」といった思い込みはやめ、探偵に依頼していることがバレてしまうリスクは、徹底的に排除しておきましょう。
配偶者から離婚の話をされても拒否しておく
不貞行為の証拠を獲得する前に、離婚の話し合いを持ちかけられた場合、必ず拒否することが大切です。
例えば、夫婦間で離婚の話が進んでいる状態で、相手の不貞の証拠が後から見つかったとしましょう。
その場合、裁判で訴えたとしても、「すでに夫婦関係が破綻していた」または「夫婦間が不仲であった」と見なされてしまうのです。
その結果、本来もらえるはずの慰謝料が減額される可能性も高く、結果的に依頼主が不利になってしまいます。
ただし、相手が「夫婦関係が破綻していたから、悪いと思いながらも浮気してしまった」と言った場合、その状況を証明する証拠はありません。
夫婦関係破綻(不仲)が先か、不貞行為の証拠取得が先かによって、慰謝料の額が大きく変わります。
調査事務所から調査結果が届き、相手の不貞の証拠がつかめるまでは、離婚に対しては拒否の姿勢を貫いてください。
調査事務所に調査依頼をしてから結果が届くまで、あなたの心中は穏やかではないでしょう。ついいつもならしないようなことをしたり、言わないようなことを言ってしまいそうになったりするかもしれません。
しかし、あなたの依頼後の行動が調査事務所の結果を左右すると言っても過言ではないのです。前回と今回紹介した内容を何度も読み返し、いざ浮気調査を依頼するとなった際は、平常心で行動できるようにしましょう。